着磁・接着組立

着磁

磁石の素材には、Nd,Sm系の希土類磁石、アルニコ系磁石、フェライト系磁石等がありそれぞれ特性が異なります。どれも成形された段階では磁力はないため、コイルや着磁ヨークにより高磁場を発生させた環境に素材を通し、磁化させます。そうすることで、永久磁石として使用可能となります。この工程を着磁といいます。

多極着磁ヨーク

着磁機

加熱炉

接着・組立

磁石とヨーク部材との間に磁場吸引力が発生するため、磁石をヨーク部材に取り付けることはとても困難で危険な事でもあります。当社では、磁石の形状を直方体・立方体・円柱・円筒などの被接着物に合わせて、最適な治具を自社で設計製作し、その治具を使用して安全に組立を行っております。着磁前の磁石を多数接着し、その後研磨・表面処理し着磁することも可能です。エアーコンプレッサー、ホットプレート、恒温槽などの設備を保有しており、一液型、二液混合型、アクリル系、エポキシ系問わず用途別に要する接着の特長を把握し、豊富な取り扱いの経験から高精度でかつ量産対応の接着が可能です。

小ロットから量産品まで、幅広くお客様のご要望にお応えいたします。

是非一度ご相談ください。