目視、拡大鏡、顕微鏡による外観検査を行っております。
当社では磁石の検査に特化した技能者を有しており、精度の高い検査には定評を頂いております。
作業手順を考慮し効率よく且つ正確な検査を行うため独自に考案した検査環境(照明設定、欠陥が見える最適な明るさ)を整えて、独自の判定基準のもと不良モードと正規品を正確に判別し、市場への不良品流出を防いでおります。磁極の標識、整列なども行っております。
寸法の測定には、直接測定と間接測定と比較測定の3通りの方法があります。
直接測定
直接測定は、ノギスやマイクロメータ、三次元測定器などの測定機器を用いて、対象物の寸法を直接測る方法です。絶対測定ともいわれます。
測定機器の目盛りの範囲で幅広く測定できる反面、目盛りの誤読によって測定を誤る可能性があります。
間接測定
間接測定は、測りたい対象物の寸法に関係のある別の測定結果を用いて計算する方法です。例として、一定の速度で物体を動かした場合の通過時間を測定し、そこから長さを計算する方法などがあります。
比較測定
比較測定は、ゲージブロックやリングゲージなどの基準器を用いて、それと対象物の差から寸法をダイヤルゲージなどの計測器で割り出す方法です。基準器の形状や寸法が決まっている分、測定が容易である一方、測定範囲が限られるデメリットがあります。
パーツフィーダー、エアーシリンダー、光センサーなどとの組み合わせにより、短時間で正確に大量に測定することが可能です。磁石の形状に合わせ、直接測定・間接測定・比較測定を提案・実施いたします。
磁気特性とは、磁性材料が磁化された際に材料が示す磁気的な性質のことをいいます。
代表的なものに透磁率、磁束密度などが挙げられ、用途に応じて直流磁気特性、交流磁気特性が使い分けられます。量産品の測定には、専用の測定治具を自社製作し、フラックスメーターとガウスメーターを併用することで、効率よく正確な測定を行っております。
小ロットから量産品まで、幅広くお客様のご要望にお応えいたします。